「やった方がいい」か迷うことはたいていやらない方がいい

「やらないよりはやった方がいい」「将来必要になるからやった方がいい」と迷ったとき、たいていやらない方がいいと思うようにしている。

まあ、気持ちはわからないでもないし、自分もかつて(今でも)そう考えることはある。

雑に書いてしまうと、こういった考えをするときは「思考停止してしまっていて考えるより動いた方が楽」もしくは「やらないことによって発生するリスクを大きく見積っている」のどちらかだ。

「思考停止してしまっていて考えるより動いた方が楽」については、まあそうだよねという感じでケースバイケースな気はする。 考えすぎて身動きできなくなるのもよくないので、「やる」場合どれくらいの手間がかかるか見積ってからやるようにしている。

「やらないことによって発生するリスクを大きく見積っている」については、将来「発生するリスク」というのは大抵大き目に見積ってしまうことが多い。 結局のところ上でいっていることと同じようになるのだが、問題が発生する可能性と発生した場合のインパクトを数値化してかけ算するなりして見積ってみるのが有効だと思う。

最後に、自分の経験によるのだが、「やった方がいい」と思ってことをやらなかったからといって大きな問題になったといことはない。 これは「やらざるをえない」状況になって着手したのか、単に「大きな問題」を忘れてしまったかのどちらかだと思うのだが。